ルービックキューブのシール貼り換え方法
今日はルービックキューブのカラーシール貼り換えについてご説明しましょう。
6面がそろえられるようになって、スピードを上げていこうとすると
キューブの回転をよくするためのお手入れをしたり
早くまわす練習をしたりするようになります。
そうするうちにカラーシールが劣化してしまいます。
色がはげたり、シールがぼそぼそにめくれたり
また退色してきます。
家にある、最初にブームになったころのものは
キューブの色も違いますが、材質やらなにやら違うらしく
シールはじぇんじぇんはげてません
もっともこのころの僕は6面そろえるのにも今のような回し方はしなかったのでキューブが傷んでいないのでしょうね。
たぶん、プラスチックそのものは今のほうがよさそうに感じますし・・・
あ、でも、色の配置も違いますね。
色の配置については、
僕は最近売っている配色で慣れてしまったので今では昔のキューブはやりにくいです。
シールの色そのものは昔のは各面の色の違いがはっきりしていて見やすいです。
今のキューブは、黄色とオレンジがもともと似ている上
退色とともに見分けがつきにくくなってしまいます。
↓
貼り換えのタイミングは
・シールの色が剥がれ落ちて白くなってきてしまう。
・ケバケバしてはがれてきちゃう。
・黄色とオレンジがわかんなくなっちゃった。
と、この辺でやりたくなりますよね。
それと
貼り換えの効果
・きれいになります(だってシールがぼろぼろだったから)
・格段に視認性がよくなる(見やすい色を選ぶから)
・耐久性は比べ物になりません(元のものよりぜんぜんよいです)
やってみたくなりましたか?
では
貼り換えに準備するもの
一番は「やる気」です。
結構面倒くさいからです(笑
必要なもの
・カッティングシート(各色)
・カッター
・定規(ステンレスの15cmとできたら30cmも)
・カッティングマット
・彫刻刀(半丸)
・あればアルコール
さて、それぞれについてちょっと説明。
「カッティングシート」について
大きな文房具屋さんや、ホームセンターに売っています。
いろんなタイプ、色があります。
ルービックキューブに使うにはとにかく6色で、はっきりとした違いがあることでしょう。
「白」はすぐに決まります。
「青」は間違いにくい色なので”紺”か”水色”寄りかの好みくらいかなあ?
「緑」も大丈夫。色が薄すぎたり、青を水色っぽくしすぎなければほとんど間違えないでしょう。
一番問題なのが
「赤・オレンジ・黄色」の3色です。
ここは、メリハリがほしいですよね!
ポイントは
・「赤」を暗めに。
・「オレンジ」をみかん色にしないで赤っぽいオレンジ色に。
(そのために赤を暗く)
そして、
・「黄色」をやまぶき色ではなくレモン色に。
(でも白と混同しないように)
すること
まあ、注意するとはいっても好みでいいでしょう。
(だめならまた貼る!ってことで)
カッティングシートはロールになったものを切り売りしています。
キューブの貼り換えにはほんの少し買ってくれば足ります。
4~50cmくらいの幅ですから売ってくれるなら各色10cmもあれば十分です。
次に、四角いシールを切り出します。
ステンレス定規の15cmにするのには理由があります。
目盛りで長さを測るのではなく定規の幅そのものが15mmであることが重要です。
長いほうの定規にシートの端をあてて置いて、15cm定規の幅で切ると
15mmの帯ができます。
これを写真のように、長い定規をガイドにして、15cm定規の幅ぶんずつ切れば・・
そう!
15mm角の正方形シールができます。
きれいにピッタリ合うようにするなら
16mm角のほうがいいかもしれませんが、
これだと
・貼り付けがシビアになること
・回しているときに、指や爪で引っ掛けてシール端がめくられるようにあたるかもしれないこと
・上記の方法で15mm切り出せるので16mm計るより楽だし
という個人的な理由で15mm角です。
で、角がとんがったままの15mm正方形シールは
「もちろんいただけない!」
ので角を丸めたいですよね。
製品ほどのクオリティは必要ありません。
だってまた傷んだら貼り換えるし・・
でも、角そのまんまじゃ「引っ掛けて剥がれろ」って言ってるみたいなものだし
かっこ悪い。
ってことで考えたのが、半丸の彫刻刀
あまり小さい径では使いにくいです。
直線で落とすと8角形になってしまってかっこ悪いから、ゆるいアールのついてるもので落とす程度で良いんです。
最初は一枚ずつやってましたが、
慣れれば10枚くらいは重ねて一気にできます。
ザクッ、ザクッっと4すみを落とせば、15mm角正方形(ラウンド)シールの完成です。
各色もちろん9枚ずつ必要なので
やっぱり「やる気」が必要です。
あ、カッターと、カッティングマットはカッターで切ること、マットの上で作業することってことですので
念のため・・・
一度やればその効果が抜群なことはわかりますが、とにかく億劫な仕事です。
気が向いたときに一色ずつ・・ってな感じにやっとくといいかなあと思って
買ってみたのがこのケース。
100均で、二個入りで100円です。
ちょうど、6分割です。
6色できましたか?
では、つぎ!
キューブの古いシールをはがします。
15mmのステンレス定規は今度は工具として登場です。
キューブに傷つけずに、シールの端をめくるのに適しています。
これも100円均一で購入することができます。
・・・
15cm、30cm、50cmまで”100円で”そろっていますが、いつもあるわけではないようです。
カッターを使って工作をする方は、売ってたらまとめ買いですね。
だってお仲間にも譲ってあげないと!ね。
(昔は高価でしたが・・100円で助かりますね)
・・・
脱線しましたが
シールを爪ではがしたり、指でこすると
爪を傷めたり、爪の生え際を痛くしたりして、後で後悔します。
シールの角をはがしてつまんだら、
キューブの面に沿って水平に引っ張るとノリが残りにくいようです。
それでもノリは残ってしまいます。
アルコールで、拭くときれいに除去できます。
しっかりしておかないと、鼻くそみたいに残った上からシールを貼って、これも後で後悔します。
脂分や、汚れなどもふき取っておいたほうがシールのつきがよくなって剥がれにくいんじゃないかと思うので
やっぱりきれいにしときましょう。
薬品はほかのものでもよいと思いますが、プラスチックを犯すものは避けましょう
健康被害のあるものも避けましょう。
ちなみに、
白い面の真ん中にマークが印刷されていますが
剥がしたところには刻印があります。
まあ、気分的なものですが、
僕はそろえたキューブの状態でシールを剥がし
元、白だった面は貼り換えるときも「白」にします。
常時6面そろった「黒キューブ」と、剥がしたシール。
ノリをきれいに除去したら
あとは、作っておいたシールを貼ります。
色の配置を間違えないように注意しましょう。
きれいに貼れたでしょうか?
ちょっとくらいの失敗はだいじょうぶ!
それでも貼り換え前の
”ぼろぼろや、色間違いの起こる状態”
よりは格段によいはずです。
それに、また、気に入らなくなったら貼り換えればいいんです。
もともと使い込んでいるので
回転も滑らかなお気に入りのキューブです
愛着のあるものが、きれいになるのはうれしいですよ。
ぜひ試してみてくださいね。
« Doblogの復活? | トップページ | 空っぽの時間 »
「ルービックキューブ」カテゴリの記事
- ちょっと練習中(2012.10.21)
- カッティングマシン(2012.04.30)
- キューブいろいろ(2012.04.18)
- 八つ当たり(2012.04.15)
- ルービックキューブ調整しまくり(2012.03.21)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント