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2009/08/14

地震小話の続き

その後、みんなが生活する時間帯になって
電話が通じにくくなったのは
朝のニュースなどで
親戚を心配する人などが電話を使ったからでしょうね

地震の発生が
あと一時間遅かったら
煮炊きするために火を使っている人が多かったでしょうね
火事の心配があったと思います。

早朝のパートに出ていた女性のお話
この方の仕事場では火を使っていたとのことですが
この時間に仕事で火を使っているのはいわゆるプロの方なので
日ごろの教えどおり
「ゆれてるなあって思ったから火を止めて揺れがおさまるまで待った。でも長く揺れてたわね」
と言っていました。
見事なものです。
それなりの揺れであったからと言っても、冷静さに拍手です。

このとき、僕のいとこは
静岡市葵区・・・僕の住んでいるところよりもっと揺れの強かったところ
にいました。
彼のところは、停電してしまい
揺れがおさまったものの、テレビからの情報は得られなくなってしまいました。
「ワンセグでホント助かったよ、停電するとテレビ見れないんだもん。携帯電話持っててよかった」
とのこと。
そう、停電するとか断水するとかって言うのは本当に大変なことです。
でも、彼もやっぱり冷静ですよね。
携帯でテレビ見よって思うところ、エライ
その後、家にいてもなんともならないのですぐに出社
会社は被害がなかったようですが
それでも、揺れを感知したエレベーターは
”最寄の階で緊急停止”ってよく書いてありますよね。
そのとおりになっているので
点検し、解除してもらうまで使えないわけ。
高層階に住んでいる方は、ご注意を!
カラダや建物に被害がなくてもこれはこれで大変なことです。

さて、災害時には必要ですよとわれる定番
「携帯ラジオ」
電池を入れて常備している方・・・
いました、いました。
「でね、私いつもラジオを用意してるのよ」
そのおばあちゃん。
揺れが落ち着いて
逃げなくちゃとラジオを持って外に出て、
家族や建物、近所の様子などを見てひと安心したら
手に持ってるはずのラジオはなんと
”テレビのリモコン”
だったんだって。
笑ってるあなた!
現場ではやっちゃうかもよ、あわてないでね(笑

別のおばあちゃん
「揺れてる間ね、怖くてしっかりつかまってたのよ」
そうだよね。
「でね、なんにつかまってたと思う?」
さあ?
「ほっとしたら、蛍光灯のひもを握ってたのよ」
・・・そうでしたか(爆笑

さて、揺れが止まっても、被害がなくても
避難訓練などの成果です、みんな避難しなくちゃって思うらしい。
ぼくの母親は、心配性で準備は万全な人ですが
優先順位を見誤るという特技はピカイチなんです。

地震対策に購入した頑丈なテーブル
ここに非常用の笛を縛っていつも備えているんです。
揺れが続く間(けっこう長い時間でしたが)
おろおろしてこのテーブルのすぐ近くでテーブルを使用せずに過ごし
さて逃げなくちゃ、と
日ごろから完璧に作ってある非常持ち出し品(リュックね)を・・・
詰めすぎで持ち上がらなかったそうです。
そしたら
俺んちから電話が鳴って
(ここで母は「電話をする」と言う選択肢を得る)
そこからは避難も忘れて片っ端から電話
「あそこんちに混んでてつながらないんだよ」
っていう電話をおいらにしてくる始末
こういう電話が回線をパンクさせるのね。

避難しなくちゃと思う人はいっぱいいたようで
知り合いの男の子
小さい子ってお気に入りのぬいぐるみとかタオルっていうような眠るときの必需アイテムあるじゃないですか
そんなタオルと、ニンテンドーDSをかばんに入れて
「宿題も持っていかなくちゃ」と泣きながら身支度したんだって
かわいいね

行きつけの自転車屋さん
高級車がいっぱいあるんですよね
将棋倒しで壊れたりしたら・・・
100万位する自転車もざらにあるんですからそいつはシャレになりません
僕のはそんな高級車の足元にも及びませんが
一応新車のフレームのみ入荷していたのです。
すぐに無事だとのメールをくれました。
心遣いがうれしいですね。

でも、
やっぱり携帯電話が重宝するかなあ
中継設備が被害にあわなかったからであるかもしれませんが
メールは常時使えて
友人からの無事を確認するメールや
その返信
先の自転車屋さんのメールなどもスムーズに使えたし
いとこの話のワンセグテレビによる情報の収集
連絡先のアドレス帳そのものが通信機である便利さはもう、一級の防災用品なのかもしれません。

あわてものの母親は
翌日
早速、携帯電話に入れておいてほしい連絡先リストを手に出勤。
(操作が苦手なためほとんどアドレス登録をしていませんでした)
歯科衛生士さんの業務を携帯アドレス入力にしてしまいました。
若い女の子には説明書なんか要らないもんね
親戚のおじさんの変換できない名前で苦労してたけどね

こういった細かいことも笑いながら教訓にしていただきたいと思いまして
不謹慎ながら書かせていただいた次第です。
深刻な被害の出ている方々には、心よりのお見舞いを申し上げます。

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