ちょっと考えていたりする話
あるお店で恩師と技術の進歩や仕事の変化業界の再編などの話をしていた。
なんの仕事でもどんな世界でも、昔から本質的なことは変わっていない。でも、いろんなことが進歩しているから、目的を達するための手だてはどんどん変わる。これまでよりも良くなるように、その恩恵をみんなが享受できるようにと進歩していく。そういった変化の中で、使われなくなる材料や技術も出てくるし、全く新しい知識とか技術も必要になる。職種そのものが生まれたり淘汰されたりさえするだろうという内容でした。
途中から店主が話に割り込んできた、昔はああしたりこうしたりしたものだ。今の若いのはだめだ。うちの小僧もゲームだ携帯だメールだのに一生懸命で人とのふれあいがない。それはそもそもパソコンがだめだ、社会がだめだ政治がだめだ。昔はよかった。今はそういう良さがないというのだ。
そりゃなんか変だよ。
シャープペンを使うと、今の子は鉛筆を削れないといわれた。鉛筆削りも攻撃されていた。鉛筆は登山ナイフで削るものだというみなさんにはカッターナイフも嫌われていた。硯と墨の人には墨汁も外道だった。うちの小僧がなってないなんて、それは親のあんたの責任だ。
そんなに不便な昔が尊く清いなら現代人並の生活をしなけりゃいい。電卓使っていいるくせにパソコンが悪いとか電話は使うくせに携帯はだめだとか。それが他人の責任だと言う言葉が口からでる前にちょっと考た方がいい。
僕は最近
いろいろと考え直す機会だと感じています。
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コメント
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同感です。
投稿: KAZU山本 | 2012/03/06 00時36分