飛行機も緊張もぶっ飛んだよ。大島さんさようなら
実は明日、マリナートで行われる地区選抜のカラオケ大会に地区代表で出ることになっているのです。
日に日に「声は出なく」「息は苦しく」「歌詞は真っ白に」なっています。
気にしていないつもりでも、緊張しているのでしょうね。
昨夜から、紙飛行機を組み始めました。
CAMEOという、カッティングプロッターを導入して使い勝手もこなれてきましたので
切り抜いたパーツを組んでみようというわけなんだけど
しばらく紙飛行機作ってねえからなあ(笑
部品の少ない無尾翼機でも作ろうかな!
ってことになって、新しく無尾翼機のパーツを作って切り抜いてしまった
だから結局、切り置きのパーツは減らないというわけです(笑
ま、あまった時間についでに別の機体の主翼なんか貼ったりするので
他の機体の製作も惰性ではじめることにはなったのですけどね。
胴体をくみ上げ、主翼を裏打ちして・・・
で、昨夜は歌の練習に行っちゃいました。
(それをスナックに飲みにいくと世間ではゆうのです)
で、朝起きて
主翼と胴体と尾翼を組み立てて、飛行機の形にしました。
翼根部にキャンバーが付いているわけだし完全に翼型を出さないと組めないタイプの機体ですから
もう、飛ぶ形になってるってことは・・
「5分も待ちゃ、飛ばしても良いだろ!」
で、5分待つならスプレー缶の湯煎が出来るだろ!
はみ出たセメダインを鼻くそみたいに丸めて取り除き
べたつかなくなりゃもう良いや。
ってわけで、温まったラッカーを吹き付け
かろうじて指にべたつかない程度になった紙飛行機をクルマのシートに置いて広場にむかいます。
ハイみんな良い顔して
「そうそう、大島さんにみせる楽しい写真撮っておこうね」
でさ、かいちょそんなわけで、これ作ってきたんだ
「飛ばしながらの方が乾くの早いし、直しながら乾かせば良いクセがついて乾いていくからすぐ飛ばそう」
注:決しておすすめではありませんよ。
みんな、紙飛行機なんて毎日見たり触ったりしている方々ですが
変形機を見たり触ったりしたことのある方は意外に少ないようです。
僕はそんなに変形機を遊び倒してはいないけれど
よく飛ぶ紙飛行機集を端から切り抜いては作っていたので無尾翼もデルタもカナードも一通りしゃぶってあるのです。
説明通りにやれば普通に飛ぶのですが
ま、微妙なところはちょいちょい苦労するわけです。
アレもコレも紙飛行機なんでなんでもあそびます。
そっちに変えたんですか?とか変わったヤツをはじめたんですねえ?とか、
そんな大げさにしないでほしいんだけど(笑
「今日は変わった飛行機ばかりですね」
なんて声も聞かれますけど
たいてい、競技機以外も箱に入れてるんですよ
(^^;)
風間さんは、季節ものの飛行機です。
「コレは、飛ばない飛行機!」
なんて言っているけど
ホントはよく飛ぶヤツで、びっくりさせたいってのが丸わかりなので
ニヤニヤするだけにして、驚いてやらない。
ドッカーン
「あれ、降りてこない」
(風間さん、予定通りの台詞と飛びっぷりだよ)
そんなことしてたら
「やっぺー、上がってってるなあ〜」
って声と、空の彼方を見上げるみんなの姿
かいちょの飛行機が遥か上空に消えていく
軽飛行機の「スポーツ機」(新選の本ではレーサーとされている)の改良型です。
「やっぱさ、アレもあった方が良いかな」
「そうだね、帰ったら図面追加しとく」
アレったって、かっこ良くする話しであって飛行とは関係ないデザインだったりするのが良いね。
いろんな飛行機がそれぞれの個性で「よく飛ぶ」姿はやっぱり楽しいね。
O田さんもストレガ持ってきていてしゅぱしゅぱの後にどかどか上げて楽しく飛ばしている。
ぼくの無尾翼機もそれなりに乾いて飛ぶようになっている。
このあと、大島さんの奥様からの電話を受けました。
昨日の夜、ご様子をうかがったときにはだいぶ深刻な状況だったので
着信があったときに発信元を確認して覚悟してから通話ボタンを押しました。
ぼくたちの紙飛行機仲間の大島喜博さんが亡くなられました。
FPACというクラブのワクを超えてたくさんの紙飛行機仲間に愛された大島さん
お見舞いや、ご心配、お心遣いをいただいたみなさま
どこかの広場で一緒に紙飛行機を楽しんだ全国のみなさまに
「ありがとうございました。」
というお気持ちをいただいております。
大島さん、体が身軽になったからいつでもどこでも飛行機飛ばせるね
僕は、明日の歌の緊張なんていうのもこの件でそれどころじゃなくなって
なんだか吹っ切れた感じがして
また大島さんに感謝しているのでした。
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コメント
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11/16 奥様から喪中の葉書。
一瞬、目を疑いました。
うそやろ。うそやろ。嘘やろ...。
大島とは大学時代、同じクラスで、
試験前には、講義のレジュメ、コピーさせてもらてました。
大きくて、カクカクした文字。
男気あって、ほんとうにやさしい奴でした。
私の大学時代の友人は、片手で数えられるほどしかいません。
その中の、大島は友人の一人でした。
家業継ぐために、大学では管理会計。就職も日ハム(たしか)数年後 退職し、
実家に戻ったはずです。
年に1回しか年賀状でしか交流はありませんが、彼の年賀状には、いつも家族との
写真が載っており、年とっても変わらんなあ。
私など、白髪で真っ白になっているのに...と、いつも思ってました。
本人には、このことを話すことはできませんが、大島のご交友のみなさまには、
大島はそんな奴だったとお伝えください。
岡山市より
申し訳ありませんが、投稿は非公開でお願いします。
投稿: 清水繁伸 | 2013/11/18 18時04分