第20回二宮康明杯全日本紙飛行機選手権大会(2014 11 02)
いつものように二宮杯(全日本紙飛行機選手権大会)・・・なげーよ
と、毎年ツッこむこの書き出しですが
いってまいりました。
まあ、今年は行くまでが大変だったからそこからはじめます。
毎週、土日の行事が目白押しで、土曜休診したり、重なった行事をお断りしてなんとかやってきたんだけど
土日にはいよいよ二宮杯だから待ち合わせと出発の話を詰めようと思った火曜日
スタッフとの雑談から
「でさ、今週も紙飛行機だから土曜日休みだしねえ・・」
・・・なんか微妙な空気が流れたあと
「せんせー今週休みでしたっけ?アポイント全部埋まってますよ」
「入んない方断ってるくらい満杯ですけど」
「そなの」(^^;;
こんなやりとりから、「すみません土曜日いけません二人でいってくださいな」
とO田さんとカイチョにお願いすることになったのです。
「わかった、じゃ、夜、仕事終わったら2次会あたりで合流な!」
「二人で先に行っとくわ」
受付のアポイント帳以外は、手帳も、ネット上のカレンダーも全て休診だったのになあ
さて、明日は出発!という金曜日
診療の合間
お?
さてはO田さんなんかの理由でいけなくなったな。
とはおどろいてみるものの、さして驚かなくなっている自分を発見してちょっと苦笑
で、確認とると
「自然気胸で緊急入院にてに飲み屋杯行けません」
あ、二宮杯行けません。
なんだそうです。あらら
自宅じゃ治療できないけど、深刻なもんじゃないからそっちは心配なし
「・・だってさ、先に一人で行っとくかい?カイチョ」
「雨だし、競技できなそうだし、オレもかみきちと一緒に夜行くよ」
「じゃ、も、いっそティッシュとか積めるからクルマで行こうか、そうすれば買い物や寄り道も自由だし」
で、仕事して
(合間に大会一日目のみんなの動向もFBなんかで教えてもらいつつ)
出発!
いちおう、O田さんに電話しといてやろっかなあ
「じゃいってくるね」
「おう、みんなによろしく、ゴメンて言っといて」
「わかりました。ところで、毎年の例だと
明日の明け方、病室の携帯電話に風間さんの「「もうすぐ着くけど!」」って言う電話入るよね。」
「・・・・(結構長い沈黙)・・・ぜってー入るな。」
「ね、じゃがんばってください」
「おい、いやいや、おい!風間さんに事情説明しといてくれよ」
「や、いいじゃないですかどうせ電話くるんだから。その時言えばねっ。毎年起こされてるでしょ?」
「だからあ、な、オレ病人だから」
「わかりました。ゆっといてあげます」
「だってさ、カイチョ」
「O田さん、なーに遠慮してんだろうなあ?」
「カイチョ風間さんに電話してやってくださいよ、オレ運転中だから」
「ハイハイ、おまえハンズフリーだから大丈夫だから、早くしないと風間さん寝ちゃうから」
風間さんに電話「・・・というわけです。バス代は立て替えますから明日会場でわたします」
さて、いきますか!
の「さて、」のあたりで、風間さんから電話
「カイチョでていいよ」
「おまえハンズフリーだから」
「・・・はいはい、はーい、では」
クルマでカイチョーとどこに向かっているのか知りたかったって言ってたよ
東京っていうか、二宮杯っていうか、武蔵野っていうか、ホテルかな
もう出発したのかとも言ってたね。
「してるね」
なんか、心配なことがあったんだね
「さっき言った気もするけどね」
「O田さんの入院って聞いて、O田さんより慌ててるな」
「心配なんだね」
「俺たちが病院に向かってると思っちゃったのかなあ」
「飲み屋に向かってるって言えばよかったかなあ」
「ところで雨強いね前が見にくいや」
「そこで停めてガラコ買って塗ってこう」
「そうしましょう、やってみよう」
よけいな寄り道がおもしろいわけです。
カイチョはなにかを試すとかやってみるということにとても反応がよい人です
さんざん飛行機飛ばして、へとへとになった帰りに一緒にホームセンターや100均に寄っていく?
なんて言うことになっても
そこでなにか見つけて、やっぱりすぐに試す?ってことになって広場に戻ったこともあります。
ウチで、細工してから夕方再集合して飛ばすこともあったし
そのくらいどん欲でないとね
おお、先を急ごう、まだ高速にさえのってない
というわけで、お店の軒先でガラコ塗り込んで
しばらく待って。拭き取って
じゃ、再出発!
ッカーン カーン デューン
(二速までいって信号で停まりました)
良いね、すごい。楽しいね、雨飛んでくね
(わかっちゃいても楽しい)
脱線にキリが無いので、高速にのってもうホテルに着いたってことで
メシ、どうする?
「酒控えめにしとこうね」
「もちろんです」
「なんか効いてきたな」
「つぎ、ソフトドリンクにしますか」
「いや、ハイボール」
「じゃ、赤」
でホテルに帰って
「ちょっと飛行機見とこうよ」
「じゃ、なんか買っときますか」
まだ飲むのね。結局
「O田さんみたいに、決勝でヒザにくるほど飲んじゃダメなんだよ」
「控えめにしましょう」
このとき、控えとけばよかったなあ、と思います
で、寝ておきて
朝食で一緒になった、梅さんと、T代パパにいじられます。
「お〜い。ちゃんと、休診にしとけよ。」
「その方がスタッフにも喜ばれるよ」
で、会場入りです。
山本くん、見かけないなあ?
(なんかあったらしいことはあとで聞きました)
いつものように開会式
二宮先生、東先生・・豪華な顔ぶれです
さて、競技が始まりますが
競技員として運営に参加していましたので写真はなしです。
規定機種1、2、3、4のお手伝いをしました。
ルールや、マナーの理解が今ひとつの選手がいらっしゃるようです。
ネット環境がない方にもルールなど細かいことが周知できるとよいように感じます。
(あ、たたかないでくださいね、けなしてんじゃなくて、良くしたいんですよ)
そういうところ、(酸いも甘いも)を、知り尽くしてしまうと
こういったクラスにみなさん集まるようになるようです
こういったクラスというのは、どんなんだよ?といわれるとこまるんですが
本来初心者向けというか、角の取れた柔らかいクラスと言うか
(故、高垣さんのでてそうなクラスです)
ま、今だと規定の2、5あたりかな。いいとこ7くらい
計測員なんかやる人に限って2とか5にいるように感じます。
そうゆう人は僕は好きです。
山本くんはさらっと2冠さらったのでちょっと嫌いです(笑
ま、献上してるのは僕らがだらしないからなんですけどね(^^)/
さて、僕らも競技開始です。
「運営疲れるよなあ、原っぱのみんな大変だよなあ」
「もう、投げるのめんどくさくなっちゃったねえ」
(カイチョ、さっき寝てたもんね)
「あたしは、練習で疲れちゃって、椅子もってきたよ」
と、風間さん。
「最近モノ忘れもしちゃうんだよ」
「主翼つけたの忘れて3個つけてるもんね」
「ありゃ、3葉機!」
「口は元気じゃないですか」
75歳でハンドランチの風間選手のこともちょっとほめてあげてくれれば良かったのになあ
「土日に飛行機飛ばすとさ、木曜日が疲れのピークで、金曜日になって、やっと明日飛ばせるカラダになるんだ」
ってさ
プライベートブランドのポロシャツの山本くん
反省のため発泡酒を手にするFBの写真にダメだ!Tシャツが似合い過ぎのS田くん
競技と関係ない飛行機を手にするカイチョ
これがまた、成績ににそのまま反映されてておもしろいんだよなあ
こういう機会にFacebook友達になる方も増えているようです。
ネット上でまた楽しいやりとりが機体できそうで僕はうれしいです。
カイチョもはじめたら?
こんなことをしている間
O田さんから、電話とかメールがたくさんくる
荒木さんにあいさつしといてくれ
あのひとによろしくつたえろ
あ、でもね、KD川さんいないよ
心配だからなんでいないか聞いてこい
あのひとにごめんってゆっとけ
せいせきどうだい?
あのひとにおめでとうってついでにまたねってゆってきてほしい
こんなにメールうったの人生初だ
入院が退屈なんだろうなあ
と言ってみたら、まだ苦痛があるから退屈って言葉の一歩手前くらい
なんだって
まあとにかく慌ただしく一日が過ぎて
原っぱ食堂で、美味しいカレーうどんを食べたけど写真撮るの忘れちゃうくらいで
それでもちゃんと優勝しちゃう梅さんや、山本くんをみると偉いなあと思います。
だよね、カイチョ
と言っている間にもう会場をあとにして、足柄SAです。
家族にお土産を買って
「かみきち、朝カレー食って、昼カレーうどん食って負けたから、晩飯かつカレーでだめ押し?」
「食わねーよ、カイチョ」
「O田さんの様子見てこうか」
「預かりもんもあるしね」
「病状もそんなに深刻じゃなさそうだから行ってみようか」
「それなら紋平柿買ってくりゃ良かったかな」
(O田さんは二宮杯になる前から全日本に行くと飛行機系のものを無視して、エントリーすら後回しで必ず柿を買っている)
「おもしろいから写真撮らせて」
「載せていい?」
「タグ付けしたら、娘さんとかに入院ばれて困ったりしない?」
「でもおもしろいから載せていい?」
なんていうんでしょう。
心配ないけど大変そう?
楽じゃないけど退屈そう?
おもしろくて笑っちゃうけどいたそう?
ま、大変そうだけど、安心したというのでしょうか。
心配してたみんなによろしくお伝えしておきますね。
家に着いて、S田くんの反省しているFBの写真見て
オレも反省しなくちゃ。と、
成績に、猛省して、おやすみなさいの二宮杯でした。
来年は、ちゃんと土曜を休診するぞ。
その前に早いとこ日常に戻れるよういろいろ片付けなくちゃね
と、おもうけど
前にむいていままでとちがう毎日をしていくとしたら「日常=平穏」みたいなのってなんかちがうな
ってことは
昨日と同じ「いつもの」的な日常なんて来てもやばいかな?
とおもいまして、文章が締めにくくなっております。
「これからもがんばります。」
みなさん、来年も二宮杯でお会いしましょう。
くらいしか締めの言葉が見つからないのでした。
(^^;;
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