「もっと、また、やりたい」っていう楽しい工作教室をやりたいですね。
重要な案件があったので
連休明けからそれにかかりっきりだった
勢いで片付くことではなかったので、息抜きや休息をうまくとって、正気とシャープな判断を保つようにかえって気を使ったほどでした。
(^^;;
そんなことはどうでもいいことなので
いつものように、楽しいできごとを伝えます。
AndrewDewarさんのワークショップの教材の作品を復習してみた写真とともに
ボクも、色塗りして、ハサミで切り抜いて、久しぶりに
「ちょきちょき、ぺたぺた」の紙工作をしてみた。
(スペースシップ2)
自分や、Andrew Dewarさんのワークショップで
子供たちに(大人もだけど)体験してもらって切に感じたことがある。
工作をして作品を作ってもらう時の「楽しい」と感じる中で
「色塗り」の行程はかなりのウエイトを占めている。ということ
紙飛行機なら、「すごくよく飛ぶ」とか
オブジェなどは「素材感を生かして」
なんて、そういうことを、高尚に、ハイセンスに、鼻高々に要求してしまいがちだけど
その前に、参加者が自分の工作作品を好きになる、思い入れを込めるという事がとっても大切なんだと思う。
飛行のためにはじゃまなダヴィンチおじいさん(ちょっと垂直尾翼になっているかも)だけど
おじいさんがのってるのは子供たちにはとってもおもしろいらしい
これも、色塗りしたら、組み立てずにはおけなかった。
(レオナルド・ダ・ヴィンチの羽ばたく船)
「ダメダメ、こうしないと飛ばないよ」
「おっと、それは反対向きだ」
「ちょっと貸してみなさい」
求められてもいない押しつけで、よく飛ぶもの、きれいな出来上がりのために、「作らされた」ものは苦痛をともなってしまう。
ボクは、カッコいい色やデザインで興味をひこうと、彩色済みの教材をつかっていたこともあるし
真っ白な飛行機はむしろ大好きで、自分は彩色しないことがおおいけれど
今は、教材にする型紙は線画のみで、色を塗ってもらうようにしている。
説明したら、色塗りから
これがとっても楽しいことで
色を塗った作品を工作する時
子供たちは、わからないことを聞きにくるけど、やってくれと言うことはほとんどない。
もう、自分の宝物になっているからだとおもう。
色を塗るのも、苦労して工作するのも
「楽ではないけど、それが楽しい」ということだと思う。
(楽だと達成感があんまりないのって考えてみれば当然じゃん)
で、はみ出たり、滑稽な出来上がりだったり、飛行機が墜落することもあるけれど
とても楽しく時間を過ごしてくれて
「またやりたい」と言ってくれる。
「また」やったときは
「もっと楽しく、もっと上手に」やろうと思うかもしれない
「また」おかしなもので楽しく遊んでも
「また、やりたい」と思ってくれると
うまく作らされたものよりも、楽しんでもらえるのではないかと思う。
歯科医院の受付には、いつもいろんな工作が置いてあって
いいね、って言われるとちょいちょいあげちゃったりするのです。
って思ったのが連休明けの夜でした。
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コメント
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かみきちさん、こん**は。
紙飛行機教室のどの部分を、重要視するか。
とても大事なことを、教えてもらった気持ちです。ありがとうございます。
自分が楽しいことを、共有したい気持ちは間違いじゃないけど、飛ぶことより楽しい気分になってもらうことが、重要ですね。
投稿: ぶん | 2015/05/25 07時38分